第18章 コンビニに行くお手軽さ。
お茶を淹れながら悶え尽くしたステフが帰ってきた
ガチャッ
ステフ「あれ?」
先程までそこにいた3人が見当たらない
すると
ふあっとカーテンが揺れていた
ベランダに続く扉が開いていた
そこにいたのは
やはり3人だったが
執事の格好の空がそこから見える街並みを
見ていて
白は空の膝の上で本を読み
花は手すりに置いてある
空の腕を背もたれにそこに腰掛けていた
まるで、離れたら死ぬとでもいうように
寄り添っている
絵になりすぎる光景、関係性だ
空「街、盛り上がってるな」
声をかけた
ステフ「まだ、国王選定のギャンブル大会は
続いていますもの」
『お茶、ありがとう』
そう言った
花は、少し夕焼けに変わった日差しが
当たり、とても神秘的だった
ステフ「は、はい///」