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『  』に溺愛される少女がいたそうですよ?

第18章 コンビニに行くお手軽さ。


しかし
空は一つ、想定外の大きな障害にぶち当たる


空「ステフ、

――この国の公用語、日本語じゃないのか?」

さっぱり読めん。


ステフ「?
ニホンゴがよくわかりませんが
イマニティの公用語は『イマニティ語』
ですわ」

花は思った

どシンプルだなーと


ステフ「じゃ、本当に
空達は異世界から来たのですね」


空「ああ、
信じてもらえないだろうがな」


ステフ「いえ。
別にそれに関しては
なんとも思いませんわ」

なんか
あっさりと受け入れられた


空「なんで?」


ステフ「エルフ達が使う高度な魔法には
異世界からの召喚魔法もありますし
そんな信じられない話じゃないから
ですわ」

空「ここファンタジーの世界ですもんねー」

そして
読めない本に目を通す


空「んー、しかし
自分たちで情報収集できないのは
面倒だなー
覚えられるかぁ…白?」

白「……ん」

『どう?』

白「……ん」

なんだか
3人しかわからない意思疎通が始まった

そして
本に向き直し黙る

仕方ないですわね…
と、言うようにため息をつくステフ

ステフ「それで?私はどうすればいいですの?」

イマニティ語が読めないから
家庭教師でも『貢げ』といいますの?


と、皮肉っぽく言った

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