第17章 お湯気さんとお風呂はいりましよう。
白「………お風呂、嫌い……」
『でも、今日たくさん歩いたし
泥だらけだから、綺麗にしないと』
花は白の頭をクシャクシャと
洗いながら
白のお風呂嫌いに困っていた
ステフ「花様の髪を
洗えるなんて(パァッ)」
ステフは嬉しそうに
花の長い髪を持ち上げ
撫でるように洗っていた
空はその少し離れたところに
仕切りを作り
18禁にならないように
たくさんの『お湯気さん』たるものを
浴槽を沸騰同然にして出し
目隠しに使っていた
ステフ「なんで、お風呂入るだけで
こんなに大事なんですの?」
空「白は大の風呂嫌いで
花はまだ足に力が入らんらしいからなー
兄としては何かと心配だ。
だから、ステフにお願いしているのだよ。」
白「………にぃ、嫌い……」
『そんなこと言わないで』
白「でも、……花、洗うの
きもち…いい」
『えへへ、よかった』
照れる
花