第1章 第一章 幼馴染み(月島 蛍)
未羽が人の気も知らないで、簡単にものを言うから、少しイライラしながら、ずっとおもって居た事を聞いてみた。
未羽:え 何言ってるの?蛍ちゃん。蛍ちゃんは男の子なのは知ってるよ?
この未羽の一言に僕は今までの怒りが爆発した。
蛍:……。いいよ。一緒に寝ても。
未羽:ほんとに?!
未羽は僕の言葉の意味を分かっていない。それについても頭にきた。
蛍:その代わり、何が起こっても文句いえないからね。
未羽:ん?
頭を傾げる未羽を尻目に僕はベッドの中に入る。
未羽は嬉しそうにえへへと笑い、横になった。
それを確認し、僕は未羽に馬乗りになる。
未羽;蛍ちゃん、何してるの??
それでも、キョトンとしているだけの未羽。
蛍:君って、ほんと馬鹿だよね。
そぉ言うと、またキョトンと首を傾げる。
そんな未羽にイライラは増すばかりだ。
なのにどうして、コイツを嫌いに慣れない僕。
ホント、僕も馬鹿だよね。