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アンバランスな恋模様
第2章 2日目
「誰が馬鹿だって?」
「う、わっ」
ゲームに夢中だった二宮くんがいつの間にか目の前で身を乗り出して雑誌を覗き込むので、慌ててそれを隠した。
「…何で隠すの。」
本人目の前にいるのに熟読って、さすがの私でも恥ずかしいよ。
「あ、えっと、」
「馬鹿って私のこと?」
「あ、はは・・・」
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