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アンバランスな恋模様

第7章 7日目




「、覚えてないでしょ?今日、記念日。」





あ…、と頭が真っ白になった。二宮くんと出逢って今日で6ヵ月。覚えてくれてたの?そんなに忙しくて、眠る時間も少なくて、それでも私と会ってくれてるのに。


二宮くんのこと、疑った自分が恥ずかしくなった。






「覚え、てなかった…。」






「ふふっ、うん、知ってる。」




「に、にのみっ…」




最低だ。最低だ最低だ最低だ。自分を攻める気持ちがいっぱいで苦しくて声が出ない。





「…ねえ、泣き止んでよ。」







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