第2章 ついに
ブランコに着くと小学生組と男の人が遊んでいた
そして、私は
「すみません、ありがとうございました!」
と頭を下げながら言った
するといえいえとかが聞こえる。
なぜいい人たちなんだ・・・・・・!!
私も気を知らないのかあの小学生組は
笑っている
それはあえてスルーしておこう
「ほら、翔琉(かける)、翔(しょう)もう、帰るよ!」
かける、しょうは小学生組の名前で
「ええ!?やだー!」
そう言ってべーと舌を出しているのが翔琉
翔琉はすごく元気(元気過ぎて大変)な子
「ほら、翔もやだて言っているよ!!」
翔のほうを見るとやだやだて顔を横に振っている
翔は翔琉と違って大人しい(静か)な子
小学生組は双子だけど性格は全く反対だ。
でも、いろいろ通じ合っているらしい。
私は溜息をつき
「ほら!!もう、帰るよ!!」
「それだったら、慶太連れて来てからにしろよ!」
あと、この双子は意外と頭の回転がすごい
私は何も言うことができず
その男の人にすみませんと一言言って慶太の所に行った
その時、すごく男の人に申し訳なかった