第1章 少年達の花園 1
白い壁を抜けると白い家がズラリと並んでいる
『無闇に扉を開けるな。出れなくなるぞ』
そう言った瞬間、扉を開けようとした子たちは皆扉の取っ手から手を離した
『家の看板に49番と書いてある所なら開けてもいい』
その言葉を聞いて必死にその家を見つけようと走り回る周りの子供達
「姉さん!!見つけたよ!!」
『その扉の中に入れ』
扉を見つけた子が確認した瞬間に扉に入る
「オレも!!」
「落ち着いて入りなよ」
開いた扉の中は白い光に包まれていて、先は見えない
心配だが、楓さんを信じると決めた
だからあいつみたいに勢いよく白い中に入っていった
§~§~§
「うわ~!スッゲェ!!」
『流石に一日でこの大きさの家を建てるとなると私も苦労した』
「い、一日でこの大きさの家を??!」
中に入ると天井は高く見上げる程で広いホールかと思った
『パンパンッ出てこい』
急に手を叩きだした楓さん
すると、奥から人が出てきた
「「お帰りなさいませご主人様」」
『昨日言ったことを覚えているな?実行しろ』
「「はい、承知致しました」」
出てきた人数は僕らの人数の半分
「お坊ちゃま。お部屋へ案内します」
と、各自の二人一組を部屋へ案内しようとしていた
それにしても変なしゃべり方だな……
「なぁアイツらしゃべり方、変じゃねぇか?」
『当たり前だ。あれはメイドアンドロイド。機械だ』
「でもどう見ても人間……」
『まぁ諸事情だと思ってくれ』
機械と言われ納得出来ない
どう見ても人間だ
『お前らは此方だ』
「え……ここじゃないの?」
『私は此処に住んでいない。いいから着いてこい』
楓さんは来たときの扉に入った
「戻るのかな?」
「そうだろ?」
僕らも楓さんに着いていくためまた白い中に入った