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傍は傍でも貴方の傍で。

第2章 入学早々。


あれからどれぐらい経ったんだろ。
辺りはすっかり真っ暗だった。

真っ暗になるまで話しているなんて、今までの私じゃありえない…。
しかも今日会ったばっかの人なのに。



菊「もう真っ暗ですね…。では、寮に戻りましょうか。」
真鈴「えっ あっ はい…。」

もう、暗いんだし、仕方ないよね。
私もう子供じゃないし、それぐらいは分かる。


真鈴「……………………お腹すいたぁ…  って!!ごめんなさいっ///」
私は何言ってんの!!
子供丸出し…。


菊「いえいえ、お腹が減るのは当たり前の事ですし。 何か食べたいですか?」
真鈴「い、いえ… 大丈夫、です…」
菊「遠慮しないでください」
真鈴「……何か食べたいです…///」


もう…恥ずかしくて死んじゃいそう…。


菊「洋菓子がいいですか…?」
真鈴「いえ!和菓子がいいです!!」

本田さんはちょっとびっくりしてる。
…さっきの私の勢いに後悔…。
真鈴「え、えっと…私、和菓子に目がなくて・・・///」

でも、本当に嬉しそうな笑顔で
菊「では、食べに行きましょうか!」

真鈴「・・・?は、はい」
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