• テキストサイズ

クロバス+タイム【黒バス】

第1章 Trick or Treat?





次に向かったのは涼太の家で、インターフォンを鳴らすと「ハッピーハロウィーン☆」とやたらシャラシャラした掛け声と共に、コスプレをした涼太が出てきた。

その姿に絶句する(色んな意味で)。



「わぁー!木村っち、めっちゃ可愛いっス!天使様ッスね?」

「うん、そうなんだけど……。ってゆーか、涼太のそのカッコ……」

「どうっスか、これ?今日の俺、いつにも増してイケてるでしょ?」

「うん、いつにも増してシャラってるのは確かなんだけど、」

「シャラってるって何スか!?」

「ちょっと黙ってて。………涼太のカッコ、それマ○のジュダ○だよね!?何?何なの!?アンタまで中の人(声優さん)ネタ狙ってんの!?ってゆーか、アンタはどっちかってゆーとジュ○ルよりアリバ○の方が似合うに決まってるでしょ!!さんざんネットで似てるだの何だの言われてるんだから!!」

「ちょっ、木村っち落ち着いて!!」

真太郎のときよりも更に饒舌に捲し立てる私を、涼太が必死に宥める。



「はぁ…、はぁ……」

「落ち着いたっスか?」

「うん、何とか…」

「ってゆうか、涼太恥ずかしくないの?そのカッコ。めっちゃお腹出てるじゃん…。(もう少しで乳首見えそうだよ…)」

「恥ずかしい?そんな訳ないじゃないっスか!見せて魅せるのが俺の仕事なんで☆」

涼太はそう言って、パチンとウインクをする。


あ、そうだ。
涼太ってこーゆう奴だったわ。



/ 90ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp