第2章 ヘンゼルとグレーテル
「火神もテツもガリガリじゃねーか」
大輝はそう言って、さつきに目で合図を送りました。
そして、2人はポケットに入れていた物を取り出して、大輝はニヤリと不敵に笑い、さつきは満面の笑みで言いました。
「でも大丈夫だよ!これでテツ君もカガミンもすぐに太れるから!!」
お父さんもお母さんも2人が取り出した宝物を見てビックリです。
「お前ら、コレどうしたんだよ…!」
「メガネの変人を倒したゴホービだ。な?さつき」
「フフッ。そうだね!だーいちゃん♪」
「メガネの変人……?一体誰のこと何でしょう…」
「さあ……?」
それから4人は、お菓子の家から持って帰ってきた宝物で幸せに暮らしました。
_______END