第2章 月島 蛍
―なのはside―
ガチャ
扉が開いた。
月島「何してるの?」
『え』
私は今蛍のベッドの上。
そんな私を見て呆れたのか、蛍は机の上にジュースを置いてこっちに来たのでジュースを取ろうと体を起こしたら
ガッ
肩を両手で押さえつけられた。
『何?』
月島「1度しか言わないからちゃんと聞いて欲しい。」
月島「・・・なのはの・・・なのはのことが好き・・・だから。」///
『え・・・
今、なんて・・・言った・・・の?』
月島「ちゃんと聞いて欲しいって言ったじゃん
これで最後だよ」
そう言って蛍は自分の顔を私の横に持ってきて耳元で
「なのはのことが好きだから・・・付き合って。」
・・・付き合って。
初めて聞いた。蛍の素直な気持ち。
すると私の目からは涙が
月島「ちょっと、なに泣いてるの?」
ヒック
『う、嬉しんだもん。蛍の素直な気持ちを聞けて嬉しんだもん。』
涙を止めたくても次から出てくる
そんな私を見て蛍はタオルを被せてきた。
月島「それで拭きなよ、涙。
あと、まだ返事聞いてないよ。」
『こんな・・・こんな状態で、いえ、言えるわけ無いじゃん』
月島「じゃあ首振って
僕のこと好き?」
もちろん私は蛍のことが好きだから縦に首を振った。