第2章 距離感
あや
『あっ!!私!!!本当すみません!!』
『だけど、こんな貴重な物うけとれませんよ!
勿論お礼もしたいですし、番号教えて頂けるなんて、こんなに嬉しい事ないですけどもし、私が落としたらとか色々思うと怖くて!』
翔
『笑!!素直〜!!!だけど番号は知りたいんだ!笑』
あや
『!!!あっ!それは、知れたら嬉しいですよ!芸能人だからとかじゃなくて
そりゃーまったく櫻井さんだからってゆう気持ちが無いって言えば嘘になるかもしれないですが
櫻井さんは、人として素敵な方だなって尊敬しました、芸能人なのに一般人助けてくれるとか 普通あり得ないですよ!!』
『えっと、だから…』
翔
『笑!!必死すぎ!大丈夫言いたい事はわかったよ』
『じゃー携帯今ある?』
あや
『あっはい!!』
ポケットから携帯をだすと
翔
『貸して?これも』
携帯とQRコードを受け取ると、パパッとデーターを読み込ませ携帯だけを返す
翔
『笑!俺の番号いれといたから!!時間出来たら連絡して?収録中とか出れないけど、着信残してくれれば掛け直すから』
あや
『は、はい!!かしこまりました!!』
翔
『爆笑!!本当面白い子だね!!
ねぇ??それは、いいけど仕事、戻らないの?』
あや
『あっ!あ、あたし戻らなきゃ!!すみません!!本当何から何までありがとうございました!!失礼します』
翔
『笑!!うん、じゃーね!笑』
あや
『春さーん!!すみませんでしたー!もうスッキリしましたー!!!』
少し元気になったあやの声が店内に響く
翔
『っ笑!わかりやす!!笑』
春
『あ?あぁ』
翔は、その声を背中にコンビニから出た
春
『お前大丈夫か?今日店まで俺が送ってやるよどうせ通り道だな』
あや
『あぁー大丈夫です!今日は、着替えも歩くつもりで持ってきてるし、それに歩きたい気分なので』
そう言うあやの姿は、何かが吹っ切れサッパリした顔をしていた!!
春
『そうか、なら送ってやんねぇー!!笑』
あや
『はい!笑』