第7章 正直
翔
『もう、謝らないであやが悪いんじゃない!!
むしろ謝るのは俺だよ!!嫌な思いしたってわかってるのに、俺まであやに手を出すなんて、ごめん!!!だけど………』
あや
『…もう、翔くんとキスとかしちゃいけない気がして…他の男とキスしてしまったのに翔くんとも なんて失礼な事だから』
翔
『あやは、俺の彼女だよね??』
あや
『まだ、そう言ってくれるなら、彼女で居させて下さい』涙目で答えると
翔
『…ごめん身勝手な俺の怒り受け止めて?今ちょっとコントロール出来そうにない』
そう言うと、乱暴にあやの唇を奪い翔の舌があやの口の中をかき乱す
あや
『…………っん……はぁっ……』
その唇から翔の怒りが伝わってさらにあやの涙を誘う
あやは、きっと泣きたいのは私より翔くんなんだ!!だから、私が泣いてはダメなのに涙が止まらない翔くんをこんなに苦しめてしまっているのに
翔
『………………ごめん……』とあやの口内から舌を抜くと、あやの瞳から流れる涙を舐めとって唇を耳に首に這わせ また『…ごめん……』と辛そうに呟く翔にあやは
首を振りあや
『…っん……っつ……私ごめんなさい!!だけど翔くんがキスをしてくれるの嬉しくて涙が出ます、本当私は、最低です』
翔
『!!!!!!嫌なんじゃないの??!!』
あや
『ごめんなさい、この涙は違います嬉しくて、本当最低ですね!ごめんなさい!!』
翔
『イヤ!!それは、俺も嬉しいあや乱暴してごめん』とギュッと強く抱きしめ深く唇を合わせ
一也が付けたマークの上を翔が舐め更に上からマークを吸いあげまた、唇を合わせる
先程までと違い 熱に帯びた翔の瞳は男らしくあやを射抜く
翔
『…っあや俺の舌にあやの舌も絡めて?』
あや
『…………ふぁ……っんはぁはぁ……』