第7章 正直
今まで、した事がない行動と感覚にあやは乱れ熱を帯びはじめ もっと翔が欲しくなり
二人とも息遣いが荒くなる
翔はあやのおデコ、瞳、耳、首に唇を落とすとあやの服のボタンに手をかける
そこで翔の携帯が鳴る
翔
『……は…はぁ…っ!』
あや
『………はぁはぁ…!!』
翔は、あやの上に覆いかぶさったまま後頭部に回した右手をそのままに至近距離で左手で電話に出る
翔
『……っはぁ…はい!……』
マネージャー
『そろそろ着きますから』
翔
『……はーい………』
あやは、ふいにさっきまでの自分を思い出し恥ずかしくなり真っ赤になる
翔
『……笑!ごめん仕事行かなきゃ!』
とおデコにキスをしてあやを起こすと髪を撫で整える
翔
『あやもう、ここも、俺が付けといたから今日は、俺の事を考えてて?』
あや
『…はい!笑!!ありがとうございます…ごめんな…』
翔
『はい!もう謝らない、そんな事よりあや少し感じちゃった?もう、乱れていくあや可愛すぎ この先どんどん乱れさせてあげるから、覚悟を決めときなさい?笑』
あや
『………はい…………』
真っ赤で答えたあやだが、内心感じれた事にホッとしたのも事実だった
その感覚を教えてくれた翔を見てこの人は、本当に凄いと実感していると
翔
『……ん??…』
あや
『…あっ!いえ!!』と恥ずかしそうに下を向く
翔の携帯が鳴る
翔
『………笑!!』チュッと軽くキスをすると
『じゃー行ってくるね?あっそれとこれ、合鍵ね?』
あや
『はい!ありがとうございます!!いってらっしゃい』
と玄関まで見送る
翔が仕事に行き、落ち着いたあやは、春に電話をして謝った
春
『もしもし…大丈夫か?』
あや
『先程は、ご迷惑おかけしてすみませんでした もう大丈夫です』
春
『あぁ いいよ別に』