第7章 正直
さっき落とした携帯を春が拾い持ってくれていたその携帯をあやに返そうとした時あやの携帯が震える
春は、液晶をみると
メッセージが入っていた
朝ご飯ありがとう!!無事バイト先まで着いたかな??と入っていた
このメッセージを見て
春
『男から連絡入ってるよ』と携帯をあやに返す
あやは、震えが止まらない手で携帯を見て涙が溢れだす!!その涙は怖くてではなく翔があれだけ大切に接してくれた事を思い出し、罪悪感でいっぱいになったからだ
あやは、ロックを解除しメッセージを返そうと文字を打とうとするが、どうするべきか悩み動きが止まる
それを見た春が携帯を奪い電話をする
あや
『!!やめて下さい!!ちゃんと自分で説明しますから』
そう言うあやから逃げコンビニのドリンクの冷蔵庫の中にはいりあやが開けれないよう扉を押さえ電話をした
ガチャ!!
翔
『もしもし??どうした?道わからなくなった?』っと優しそうな男性の声に
言っても平気そうだと確信をもつ春
春
『…突然申し訳ありません、星さんのバイト先の者ですが 今先程、とある男性に強引にキスをされてしまい、怯えて動けなくなっていて』
翔
『…!ご連絡ありがとうございます!すぐ行きます!!』
と電話を切る
電話を終え冷蔵庫から出るとボロボロ涙を流しているあやをみて
春は
『こーゆう事は自分じゃー言いにくいだろ相手が大切だからこそ!!でもお前いい彼氏見つけたんじゃね??この状態を聞いて、ご連絡ありがとうございますって言える男は、そういねぇーよ!!』
あや
『!!!!!!!!』それを聞き、黙って頷き自分の口を手で押さえ大泣きする
そこに…………
マスクもせず『失礼します!!』と翔が入ってくる!!!
春
『…!!!!!!マジかよ!!笑』
翔
『あや??』っとそっとあやに近ずく
いきなり近ずくワケじゃなくあやの気持ちを考えた配慮に春は