第7章 正直
翔
『おやすみ〜』
あやをそっと抱き寄せ頭をなで 2人で眠りについた
翌朝
朝4時半あやの携帯が枕元で震え手探りでアラームを止め、目を覚ますと翔の腕の中に居る事がドキドキするが 守られているようで安心する
バイトに行く為準備をしようと、自分の腰を抱きしめてくれている翔の手を離そうと 腕を触ると 名残惜く その動きをいったん止め 翔腕を両手で撫でると
それに反応したかのようにあやを引き寄せおデコにキスをし、また深い眠りに入る翔
起こさないよう、そっと腕を外しベッドからでると、簡単に朝食の準備をし、テーブルにメモを残し 身支度を整えコンビニへ向かう
念の為道を間違えないよう、携帯ナビを使って
コンビニに到着すると 入り口には一也の姿が見える その姿を見てさっきまでの幸せが嘘のように気持ちが沈む
あや
『…おはよう!』
そう言ってコンビニへ入ろうとすると一也に腕を掴まれる
一也
『…昨日の電話何??…』
あや
『…不快な思いをさせたなら謝る、だから離して!』
そう言うと一也が何かが切れたように、あやを抱きしめ、強引にキスをする
あや
『!!!!!!!!』 携帯を落とす
あや
『…っやめて………………』
そう言うあやの瞳は悔しそうな涙を流し、手は震え必死に抵抗するが、ビクともしない
すると、その唇はあやの首にうつり首を吸われくっきりマークがつく
そこに春が
『!!っおい!!やめろ!!』と止めに入りあやから引き離した
春
『お前!!!何してんの!!!』
すると、我に返ったように
一也
『………っごめん!!』っと明からに怯えているあやに手を伸ばすと 後ずさりされコンビニの中に逃げ込まれてしまう
春
『…とにかく帰れ』そう言うと春もコンビニの中のスタッフルームに向かった
春が入るとビクッ!っと怯え警戒するあや
春
『あいつは、帰らせたよ………』