第7章 正直
あや
『って感じになってしまって………私的には、同期の誤解だけでも解きたいけど、それを言うと何だか言いつけてるみたいで嫌なんです』
『だから…どうするべきなのか…』
翔
『あのさ!その件俺に任せてくれない??』
あや
『えっ??任せるとは??』
翔
『まぁーいいから!明日もあや休みだよね?』
あや
『あっはい!!…コンビニは、ありますけど』
翔
『あっ!!そーだね!ヘアメイクの仕事するなら、コンビニも辞めなきゃいけないけど大丈夫かな??』
あや
『はい、明日話してきます』
翔
『ところで、コンビニって何時まで??』
あや
『9時です』
翔
『なら、まだ俺家にいるわ!!あっ!!ねぇあやコンビニまでの行き方わかる??』
あや
『はい、意外に近いですよね??』
翔
『笑!そろそろ寝る??』
あや
『はい……』
翔
『笑!!そう緊張しなくても、行こ!』
あやの手を引きながらクスクス笑う
あや
『笑過ぎです…!』
翔
『ごめん!ごめん!!笑!』
寝室のドアを開け、ベッドに横になり伸びをする翔
翔
『笑!!立ってないでおいで??それじゃ寝れないでしょーが!笑』
寝たまま左腕を伸ばしあやが来るのを待つ
あや
『…お邪魔します』ベッドに入り翔の腕枕に緊張で固まるあや
翔
『笑!どーぞ!?』
『よし、じゃー!!いっせいのーせでもやろっか!!あの指立てるげーむ』
『ルール知ってる??』
あや
『はい、知ってます!笑』
翔はあやを腕枕したまま親指を立て準備する その翔の両手の間にあやも親指を立て両手を並べ横一列になった状態でゲームをはじめた
翔
『いっせーの3!!』
あや
『いっせーの2!!やったぁ〜!!』
……………………
ゲームをして緊張が解けたあやは、目がトロンとしてきていた
翔
『そろそろ寝ようか?』
あや
『はい、おやすみなさい』