第6章 片付け
翔
『……あや答えなくていいから!!……』
あるのかよ!!まぁいい大人だし当然だけど地味にショックだな
だけど、だとしたら何故甘い空気がわからないんだ?
桐島
『俺!荷物とってこよーっと』
あや
『……ごめんなさい……』
あや
『あの、だけど翔君に言わなきゃいけないことがあるので聞いてもらえますか??』
翔
『えっ何を??俺がショック受ける事??』
あや
『はい、多分ショックだと思います………』
翔
『…………………………』
このタイミングで、する話ってあっち系だろうな、俺がショック受けるって!悪い予感しかしねー!聞きたくねーけど…
あや
『言わなきゃと思ってたけど言えなくて』
翔
『うん何?』
あや
『あっはい!……あの……』
翔
『うん』
あや
『………私………あのエッチな事が駄目な身体なんです』
翔
『病的にって事??』
あや
『あの、まだちゃんと病院行ってないのでわからなくて』
翔
『ごめん辛い事聞くね??病院行ってないのに何で病気ってわかったの??』
あや
『あの………私…気持ち良く…なれないみたいで…えっと』
翔かぶせて
『ちょっとまったぁ〜!!』
あや
『あのだから、私ごめんなさい!!女の価値が無いんです』
翔
『あや?誰にそんな事言われたの??元彼??』
あや
『はい……でも、私痛くても大丈夫なので、…あの…えっと…』
みるみる不安気な顔になる
翔
『大丈夫!痛くしないよ!?』
あや
『でも私本当に…』
翔
『あやゆっくり色々な事を俺が教えてあげるから、今までの事は忘れてくれる??』
あや
『はい………ごめんなさい…』
翔
『謝らないでよ!あやは、何も悪くないよ!!辛かったね!もう大丈夫絶対そんな思いさせないから!
それと、俺がが治してあげるから病院は、行かなくていいよ』
フツフツと元彼への怒りが翔を襲う
だから、さっきデコにキスしたら手が震えてたのか!