第6章 片付け
翔
『お疲れ、久しぶり』
友人
『おう、お疲れ』
翔の後ろから顔を出すあや
あや
『あっ!!!嘘!!こんにちは!!桐島様!』
桐島
『あぁーマジで?』
翔
『えっ?何知り合い??』
あや
『はい、あの…
かぶすように桐島
『知り合いも何も、それなりに深い仲よ?』
翔があやを見るとあやが酷く動揺して困っている
翔
『笑!わかりやす!!あや大丈夫だよ?そんなの信じないから!笑』
あやは、嬉しそうにニコニコしながら翔の服を掴む
あや
『美容室のお客様です!笑』
桐島
『あぁ言っちゃうの??笑!!ごめん!ごめん!あやちゃんは、俺の髪をやってくれてるトップスタイリストさんですよ!!ちなみに、お前の彼女俺狙ってたんだけど!!俺には番号すら教えてくれなかったのになぁー』
翔
『!!!そーなの?笑 はい!あやは、諦めて』
桐島
『 はい!はい!!言われなくても、半分諦めてましたから大丈夫ですよ!!誘っても、番号聞いても全然駄目だったからねー』
あや
『…すみません、お客様には、あのそうゆうのは…』
かぶすように翔
『ん??それは、聞き捨てならないなぁ〜お客様じゃなかったら教えてたってこと??』
あや
『……わからないです!…友達になれそうなら美容業は、人脈も大切ですから』
桐島に背を向けあやの顎を手で軽く上げ
翔
『あやさん??だけど、その考え方を改めましょうか!』
あや
『………っ………』
翔
『仕事で必要ならば許すけど、それ以外異性との番号交換は?禁止!!わかりましたか??ここ!テストに出るから覚えておくように!返事は?笑』
あや
『……っ…はい………』
桐島
『おーい、お前達のイチャイチャを見に来たわけじゃないんだけど!!って!赤っ!!笑!あやちゃん可愛い〜!翔がいじめるのかぁー可哀想に』
翔
『おい!見るな!!』
桐島
『うわぁー珍しい!!女の事でこんな事言うなんて!翔さん、マジですね〜!!笑』