第42章 旅行2日目
翔
『笑!!あや指輪貸して?』
チェーンのネックレスに指輪通しあやの首に付ける
あや
『っ!!持って来てくれたの??』
翔
『笑!うん!!』
あや
『!!ありがと!』翔を見ると翔は違う所を見ていた
翔
『……』その目線の先は他の日本人の男があやを見ていた
あや
『翔君??』
翔
『ん??ごめん!ごめん!』その男を遮るように自分が間に入る
あや
『行こ!?!!』
翔
『笑!うん!!』先に翔が海に入る
翔
『あや!!』手を伸ばし海にそっとあやを入れる
あや
『うわぁ〜〜綺麗!!』
翔
『行きますか!!』
2人とも道具を付け手を繋ぎながらゆったり泳ぎ
写真を撮ってボートに戻る
翔
『イソギンチャク凄くない??』
あや
『うん、大きくて気持ち悪いね』上着を羽織りながら言う
翔
『笑!!』
あや
『はい!飲む??』水を渡す
翔
『うん』
日本人観光客 女
『何か飲み物持って来れば良かったね〜』
日本人観光客 男
『だなー!!』
様子を気にするあや
あや
『あの……良かったらコレどーぞ、まだ口付けて無いですし』
その様子を見守る翔
日本人観光客 女
『いいんですか??』
あや
『はい、水ですけど…』
日本人観光客
『ありがとうございます!』
翔
『……笑』あやの頭を撫でながら水を渡す
島に戻るとツワー参加者で男女にわかれ更衣室で着替えていると
日本人観光客 女
『さっきは、ありがとうございました!!彼櫻井さんですよね??あんなにカッコイイ彼羨ましい』
あや
『本当ですよね??何であんなにカッコイイんですかね??』
日本人観光客 女
『笑!!私ファンなんですけど、彼女があなたで嬉しかったです!!応援してますね!?』
あや
『!!!っありがとうございます!』瞳を潤ませる