第37章 一歩前進
そっと翔が目を開けると
機械を眺めながら悩むあやの姿が目に入る
翔
『笑!どれよ??笑!!』
あやの後ろから顔を覗かせる
あや
『あっ!!目開けてるじゃん!!助かるけど!笑』
翔
『これ!!ホームプラネタリウムじゃん!!』
あや
『そーなの!!タイマー付きでそのまま寝てもいいやつだって!お店で観たけどこれ凄いよ??だから驚かせたかったけど……笑…』
翔
『笑……みせて??』簡単に操作する翔
翔
『おぉ〜すっげぇ〜!!』
あや
『でしょ??でしょ???予想以上でしょ??』
翔
『うん!あやの機械音痴も予想以上だったよね!!自分で買って来たのに!!何これ??って言ってたよ!?あなた!!笑』
あや
『……何も言い返せない!!笑』
翔
『笑!!でしょ〜ね!!本当凄いな!ケド暗くなると俺寝ちゃうけどね!』
あや
『それ!!安眠出来るかな?って!!星観てそのままス〜っとね??だから買ったの!!』
翔
『あっ!そっち??笑!!ロマンチック的な感じじゃなくね??』
あや
『うん!!だって翔くん暗くすると眠気に勝てないでしょ??笑!!その空間をもっと快適にしたら少しでも疲れ取れるかな?っと思って!!』
翔
『そーゆうこと??ちょっと感動!!笑!!ありがと』
あや
『うん!!あっ!あとお土産!電気付けるね??』
翔
『あっ俺も!!笑!お互い同じ場所行ったから土産交換??笑』
あや
『だね!!じゃ〜せ〜ので出す??』
翔
『いいよ……笑!!』
あや
『せ〜の!!』
あや
『笑!!ショップかぶった!?笑!!』
翔
『まぁ〜香港と言えばだからね〜!』
翔
『開けていい??笑』
あや
『うん!!笑…でもね??ちょっと個性的だからどうか……』
翔
『ウソでしょ?!爆笑!!』
あや
『やっぱ駄目??個性的だけど香港の有名デザイナーさんがデザインしたマグなんだけど……』