第4章 視える
応えを待つと
『私 さっき?』
なに?あれ?俺の聞いた応えくれないの??
まぁーいっか『ん?なに??』
………!!ちょっと待って好きって……
あぁ〜もう駄目だ!!!君の事諦めてあげようとしてたのに!!!そんな事言われたら!もう、逃がしてあげれない
勝手に手があやちゃんの口を塞ぐ
この手はきっと 君を巻き込んではいけない気持ちだったと思う
『ごめん』
『大丈夫、振られるつもりだった?』
まだ気付かないの?俺が誰を好きなのか違うよ、もう逃がしてやれない
あやちゃんの事好きだよって言ってるのに伝わらない!!
本当鈍い!笑!!
全部話すよ!それならわかってくれるよね?!
『ウソ』と呟く彼女
やっとわかってくれたかな?
自分でいいのかって??いいに決まってる君がいいって言ってるのに!!
そんなに簡単に俺は、彼女になる女性を決めるとでも?
色々考えたよだから、君を諦めるつもりだったけど やっぱ君が俺を好きと言ってくれるなら
俺が巻き込む前からこんなに辛いなら 俺といてよ
笑顔にしてみせるから!!
『巻き込まれたい』って!笑!!あぁ〜もう何でそんなに可愛いのかな〜!!巻き込んであげるよ
呼び方も!!翔って呼んでほしいけど!笑
精一杯で翔君なんだね!笑
本当今までには居ないタイプだなぁ〜ピュアすぎる
あや おいで
そう言っただけなのに真っ赤になっちゃって!駄目だ!破壊力あり過ぎだよあや
こんなに近いのに恥ずかしそうに中々俺の腕の中にこない!笑!!焦れったい!!
ごめん少しだけ意地悪言わせて
あぁやっと抱きしめられた!このままこの先に進めちゃいたいけど!そんな事したら、あまりの展開のはやさに驚いてしまうかな!笑
だけどこのままじゃ、我慢できないから、そろそろ離れてもらわないと、俺だって男ですから!それにあやの身体の事もあるしね!!笑
リビングに通してもらうと ウワッ!!ビックリしたー!練習用の人形か!!
そーだ!ヘアメイクの話!!!話しをすると眼をキラキラさせちゃって!ニコニコしちゃって!!君は俺らの担当じゃなくてもって言うけど こんなに可愛いのに他の芸能人のヘアメイクにはさせられないな!笑
俺が不安だよ!本当!!!君はきっと無意識に人を惹きつけるから!!