第3章 限界
女性
『で?どこに送ればいいの??』
翔
『家どこ??』
あや
『えっと この先を右に曲がって…』
そうして自宅マンションの下に着いた
翔
『えっ?家ここ??笑』
あや
『はい!ありがとうございました』
女性
『はい はーい!!』
翔
『部屋番は??』
あや
『えっ??◯◯◯です』
翔
『そっか、またね』
あや
『ありがとうございました』
気分は、最悪だ!ついさきっきまで私は、何を期待してたんだろう、本当我ながら馬鹿すぎて笑える
もう、泣きすぎて目が痛いなぁ……
自宅に入ると 玄関で声を出して泣いた辛すぎる現実
後輩にハメられ 同僚には呆れられ 好きな人の彼女とまで会って迷惑かけて……好きな人?
そっか、私櫻井さんの事好きになってたんだ!!
本当 馬鹿だな〜!好きになってもらえるなんてあり得ないのに!!…………っもう頑張れそうにないよぉ〜……………
ピンポーン!!
こんな時に…来客??笑…出れるわけないでしょ!
ピンポーン!ピンポーン!!
…………っ
携帯が震えるメール? 見ると 開けて?の文字
えっ??櫻井さんから?
えっ!!!!
玄関を急いで開けると帰ったはずの櫻井さんの姿が!
あや
『えっ!何で???』
翔
『話し途中だったでしょ?ごめんとりあえず入れてもらっていい??』
あや
『は、はい、どうぞ!!』
翔
『ウチのマンション今記者が張ってるからあやちゃん連れては、いけなくてあやちゃんの家にしたんだ相談なく決めてごめんね?相談したらあやちゃんの事だから大丈夫って強がって聞き入れてくれないと思ってさ』
あや
『…でも、彼女さんに悪いですし私は、大丈夫ですから本当に、今櫻井さんと居ると辛くて…』
翔
『彼女??誰が?俺彼女今居ないけど…それでも辛い?それでもあやちゃんが辛いなら帰るよ』
あや
『…えっでも…』
翔
『さっきのお姉さん?あの人友達だよ!元々は男だし』
あや
『えっ!!!!えぇー!!』
翔
『笑…!!』