第3章 限界
誰かに呼ばれた気がして振り返るとそこには…
一番会いたかった人が目の前にいた!!
謝らなきゃ!!ちゃんと理由を話さなきゃ
謝ろうと口を開く
あや
『……っヒック…私…あの…ごめんなさい』
あやの両手をつかむみ
翔
『良かった〜無事で!!救急車乗るとこみてたからさ!連絡したかったけど出来なくて、連絡待ってたんだ』
翔
『大丈夫??病院は?帰って平気なの??』
あや
『はい、点滴してもらって明日と明後日安静にする事になりました』
『それよりも約束守れなくて本当にすみませんでした、病院から出る時連絡しようにも 夜中だったので明日の朝連絡させてもらおうと思っていて』
そう言うと、また涙を流す
翔
『うん、わかったよ!大丈夫そんな事より、何かあった??ただ、具合悪いってだけじゃないでしょ??イヤ無理して話さなくていいけど、俺は職場も違うし、あやちゃんの友達も知らないから言っても平気でしょ?俺で良かったら聞くから連絡して?』
あや
『………………』
翔
『…今日俺飲んじゃってて 車無いからタクシーで送るね』
あや
『………私…美容師辞めようかと……っ』
翔
『うん、どうして?』
あや
『………………っ……実は…』
ボロボロ涙が止まらなくなる
翔が誰かに電話している
『ごめん、今どこ居る?ちょっと迎えにきてくれない?』
しばらくすると、綺麗な女性が迎えにきた!!
女性
『お疲れ様、翔迎えの連絡は早めにしてって言ってるでしょ??』
翔
『ごめん ごめん ちょっとあってさ!!』
女性
『みたいね、早く乗りな!!』
あや
『あっ私は、大丈夫ですから…ありがとうございます』
翔が腕を掴んで車に引っ張る
あや
『本当に、櫻井さん大丈夫です 歩いて帰れま…すから』
櫻井さんと親しげなこの女性が彼女かな?今は これ以上2人の関係を知りたく無い
翔
『あやちゃん!!怒るよ??』
あや
『…すみません、お願いします…』
女性
『はい!お願いされます!!笑』