第3章 限界
一也
『おい大丈夫か?おーい!』
一也
『とりあえず元気になったら、お前こいつに礼でもしとけ?従業員がお前が行ったあと悪ふざけしたのを香奈が一括してくれたんだ! あやさんは、疲れてたのに無理をして倒れて足を怪我までしてるのに何を言ってるんだー』って
あや
『えっ!!』どうゆう事?足の怪我まで香奈ちゃんにいいように言われたの?
私は 仕事は、仕事で割り切って働いてくれるなら一也との事応援しようとしてたのに!
一也信じてるし本当馬鹿!!
香奈
『あやさん早く元気になって下さいね』
手を握ろうとする香奈
あや
『触らないで!!』
一也
『…っお前!何言ってんだよ!!』
香奈
『一也さんいいんですよ!今あやさん具合悪いんだからじょうがないですよ』
一也
『悪りぃちゃんと後日こいつに謝らせるから』
あや
『謝らない!私絶対謝らない!!』
一也
『お前いい加減にしろよ!勝手にしろ!!心配して損したよ!あっそれと伝言 明日の講習は、キャンセルしとくし明後日は、店長が休めだと』
香奈
『一也さん…』
一也
『香奈帰るぞ、もうこんな奴ほっとけ!!』
バン!!看護師さんがやってくる
『点滴終わったから先生の話を聞いて帰っていいですよ』
きっと今見られてた でも知らないフリをしてくれているんだ
あや
『お騒がせして すみませんでした』
看護師
『あーゆー女って居るよね、看護師も女社会だからわかるわよ!大体の男は気付かないのよね女の裏の顔には』
あや
『はい ありがとうございました』
鞄を渡され携帯を見る時刻は午前2時!!大変櫻井さん!電話するには遅すぎる明日朝一で事情を説明して謝ろう 会えるの楽しみにしてたのに最初の約束すっぽかすなんて最低!!
ボロボロ涙をこぼしながら病院を後にした
自宅に帰りたくないなぁ フラフラと街を歩きながらポケットに手を入れる !!!櫻井さんから貰ったボールペン、をポケットの中で握りしめた