第3章 限界
その場を離れ 店外の看板をしまいに出た時
ガッターン!!!
凄い物音に周りが振り向く
その中には翔の姿もあった!!
翔
『……あやちゃん!!』
ヤバイと気付き下を見る翔
周りが翔の方を向こうとした時
一也の叫び声が聞こえ 皆一斉にそっちを向く
『あや?おい!!あや』
一也は、従業員に
『救急車!救急車早く呼べ!!』
見ると
『店長がすでに救急に連絡しているようだった』
ピーポーピーポー
担架に乗せられ店長がつい沿いで救急車に乗って行った
その一部始終を見てその場から離れる翔
救急車がみえなくなり 従業員は話し出す
『あぁービックリしたぁー』『だねー』『あっせっかくなら記念に写真撮れば良かった』
その言葉を聞いてイラっとする一也
一也
『おまえら…』
香奈
『ちょっと、こんな時に何言ってるんですか?あやさんは、とても辛かったのに無理をしたからこうなったんですよ!!きっと昨日の足の怪我だってもう身体が限界だったから転んじゃったんじゃないですか??
でも、指名沢山あって休める立場じゃないから、辛いって言えなかったんですよ!!
そんな人に対してなんでそんな酷い事を………』
っと目をウルウルさせる香奈
従業員
『そーだな、ごめん』
一也
『よく言った香奈お前いい奴だな、よしよし』
と頭を撫でた
香奈
『一也さん病院行きますよね!私も行きたいです』
一也
『おう、さっそく向かうぞ』
『お前ら片付け宜しく』
2人が病院に着くと店長を見つける
一也
『店長!!どうですか?』
店長
『疲労だそうだ、今点滴中で入院の必要は、無いそうだ、俺は店に戻って明後日からの予約調整をしてくる』
『星に明日、明後日はゆっくり安静にしておけと伝えてくれ』
一也
『わかりました!!お疲れ様です』
点滴室に向かう2人
ガラッ!!
真っ青な顔でうっすら目を開けるあや
まさか!一也と香奈ちゃん?!なんで! こんな所まで来るなんて!
もう私は態度で示したつもりなのに何故!!