第23章 想い
翔
『あの、あの時の医者とうなりましたか??』
春
『勿論お巡りさんにお任せしました』
翔
『そうですか、ありがとうございました』
電話を終え戻ってくるあや
翔
『帰ろうか…』
あや
『…うん……』
久しぶりに翔のマンションに入る
翔
『あっ!!入る前に報告が……』
あや
『うん??』
翔
『あのさ??俺あやが急に出て行っちゃったの結構キてて……散らかってるんですよ……』
あや
『……翔くん…ごめんね??』
翔
『…ごめん!!違くてマジで片付けてないから…』
あや
『…わかった!!笑』
2人で家に入りリビングへ
すると沢山の空のお酒と脱ぎっぱなしの洋服と本があった
あや
『………っ…』
翔
『………あの〜!!』
あや
『……翔くん飲み過ぎ!!笑』っと瞳を潤ませ言う
翔
『…はい!ごめんなさい!!笑!』
あや
『笑!!身体……本当に平気??』
翔
『うん……すみません…ご心配おかけしまして…笑』
あや
『笑……こちらこそ……よし!!まずは…片付けだね!笑』
翔
『はい!!了解です!笑』
2人で片付けをはじめるとあやはある事に気づく
あや
『翔くんもしかしてソファーで寝てたの??』
翔
『…えっ……あ〜うん……笑!!』
あや
『……そっか……こんなに沢山強いお酒あるしね!笑』
翔
『……ってゆーより寝室あやが出て行ってから使ってないから……笑!!』
あや
『……えっ!!』
翔
『イヤ………ちょっと独りで使うのは辛すぎ………今まで独りで使ってたのに……寝室もキッチンも風呂も本当ならリビングも…居るのが辛くて!…笑!!情けないけど!笑!!』
あや
『翔くん………ごめんなさい…いきなり出て行って、あの時翔くんの口から直接言われたら立ち直れない気がして怖くて逃げちゃって…』