第23章 想い
あや
『…っ……』ボロボロ涙流すあや
翔
『この涙も、今の俺の立場じゃ拭いてあげれない……』
あやの腕を離す
あや
『…っ私翔くんが……っまだ好き…』
翔
『……うん!俺もあやが好きだよ!?二度と同じ事で傷付けないから!!戻ってきて??』
あや
『…うん…戻りたい………』ぶわぁっと涙を流すあや
翔
『…!!あや!!!本当にごめんね???離さないって言ってたのに!!!』ギュっと抱き締める翔の瞳も潤いを増す
あや
『……!!』首を振るあや
翔
『…今日仕事来るの辛かったでしょ………!!来てくれて本当良かった!………』翔も涙を流す
あや
『………翔くん………泣かないで?……』翔の瞳を撫で涙するあや
翔
『…うん………笑…』顔をあやに撫でられホッとした表情になる翔
翔
『あやのが酷いけどね……泣き過ぎ!!笑』っとあやの涙を拭う
あや
『だって……笑!!……』
翔
『…笑!!…あやの荷物を取りに行こう…話しはそれから…どこに居たの??』
あや
『…あのっ……それがですね??』
翔
『…何よ………どうしたの??…』
あや
『あの日……たまたま春さんに会って……』
翔
『……まさか!!…』
あや
『春さんの家に……家が決まるまで住まわせて頂ける事になって』
翔
『………あや……俺がいけないから強く言っちゃいけないけど…………このおバカ!!男の家にほいほい付いて行くなよ!!危ないなぁー!!』
あや
『………やっぱり……でも、何もないし』
翔
『…!!!あってたまるか!!』
あや
『……ですよね!!………』