第17章 成長
翔
『だから曲覚えたのか…笑!それって寂しいからテレビ観るんでしょ??』
あや
『でも、仕事しているのに寂しいは、言っちゃいけない気がして』
翔
『今、俺仕事してないけど!笑』
あや
『…………今日翔君が居てくれるのが本当に幸せ…』
翔
『……笑!!今は、言っていいのに…笑!!ありがとね……』っと深く口付け次第にエスカレートしていく2人
あやの携帯が鳴る
『!!……っ…ごめん……っ翔…くん…ちょっ…』
翔
『……っ…』無言で抱きしめていた力を緩める
あや
『…っはぁはぁっごめんね!?』携帯を見ると着信は一也から
あや
『…っもしもし??…』荒くなっている息がバレないように冷静に出る
一也
『あのさ!!俺さ!香奈を好きになってやりたいわけ、だからさ…あの…』
あや
『そう??いいんじゃないの??何で私に連絡するわけよ!?笑!!』
一也
『イヤだからお前にちゃんとフラれたくて…』
あや
『……!!!!えっ!?』っと赤くなるあや
一也
『…お前まさか……俺の気持ち気付いてなかった?』
その様子をソファーから見ている翔
あや
『………イヤあの翔君が前に言ってたけど、本気にして無かったから……あの』
電話の相手が誰なのか検討がついた翔は後ろから抱き締めて首に唇を落とす翔
一也
『……笑!そんで!今マンションの下に居るから出て来てくんね??』
あや
『えっ!!お風呂入っちゃったし外は無理だよ、なら明日でいい??』
翔
『…あやどうした??』っと優しく聞く翔
あや
『……一也が話あるみたいで………』
翔
『なら、俺別の部屋居るからここに来て貰えば??外は危ないから駄目です』
一也
『聞こえた!笑!!むしろ櫻井さんも居てほしいから居てもらって??』
電話を切るとすぐに現れた一也