第17章 成長

翔
『どーぞー』
あや
『………』

一也
『すみません、ここでいいです』

一也
『俺だいぶ前からお前の事好きだったよ！絶対付き合えないだろうなとは、思ってけど、ケド男が居るっぽいってわかったら、何か焦っちゃって！！前はごめんなさい！』

あや
『…もういいよ…』


一也
『でも、お前の彼氏が櫻井さんで良かったよ！本当こんなにいい男だと、納得だし2人を応援したくなった、だから………お前の気持ちをお前の口から聞きたくてさ』


あや
『………私は…翔君が好きです…ごめんなさい……』っと俯きながら手に力を入れ言う

翔
『………よしよし！！笑！！』頭を撫でる

一也
『何で！お前が元気無くなるわけ？？笑！！』

あや
『…だって……』

一也
『うぜ！！』

あや
『はぁ？？？心配して損した！！』

一也
『心配？？お前が？？自分の心配しろ！あっ！！そーいえば櫻井さん…』

翔
『笑！！なに？？』

一也
『キスマーク付けさせたんすか？？』

あや
『…ちょっと！！』

翔
『っお前！！何で！？』

一也
『あっまだだったのか、すみません！！笑！！いや、男にとっては拷問だなって思って！！笑！その後仕事とか！！笑！何も知らないと苦労するんすね？？』


驚きで口が開いている翔
『………あや君は何を職場で話したのかな？？』

あや
『えっ！？でも、今は、無理って断われたって話しただけですよ！！』

翔
『！！それ一番言わないでほしい所ね！？』



一也
『あっ！！俺そろそろ行きます！！じゃ！！笑』っと家を出て行ってしまう！

あや
『あっ言い逃げされた！！』

翔
『…………さて…あや？どこに行くのかな？？』そーっと逃げようとするあやに声をかける

あや
『！ごめんなさい！！だって言われたくない事とかわからなかったし』っと逃げるあやをあっさり捕まえ抱き上げると寝室に連れて行く