第3章 蛇足・・・w
――翌日、
素面になった全員を正座させたナナシは
全てのことを洗いざらい白状させた。
モブリットやリヴァイ班、ナナバにあげたものは
流石に取り上げなかったが、
ハンジが窃盗を行った着物は焼いて処分する事にした。
昨夜見た仮眠室のベッドの乱れ具合や、
・・・・着物の汚れを見た限り
「もう着たくない!」と判断したからだ。
着物を焼き捨てる際、
エルヴィンは「焼くなら是非私にくれないか!」と言って
必死に懇願していたが、
ナナシはそれを冷たい目で見ながら
容赦なく火の中にくべてやったのだった。
fin