第4章 日向 …初(黒バス
「...まって!」
「え、ど、どうした?」
「......その、その」
「なんだよ」
「きれいじゃ、ないの」
「...何が?」
「あたし、胸、きれいじゃ、ないの」
「................」
「は!?何で赤くなるの!」
俺よりも顔を赤くして、俺の胸板を殴る彼女。
なる。そりゃ赤くもなるわダァホ。
恥ずかしそうにそんなコンプレックス打ち明けられたら
なんつーか、たまんねーに決まってんだろーが。
わかってやってんのか、こいつ。
俺が童貞だからってあんまナメてっと痛い目合うぞ。
...いや、そんな目合わせねーけどさ。