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ハイキュー・黒子のバスケ(裏短編)

第25章 及川 無題 (ハイキュー


「んー…ごめん。泣かないで」


うつ伏せの私の上に先輩が覆い被さる

そのままぽふぽふ頭を撫でてくれて

シーツを掴んでいる私の手を握って指を絡めた


「泣かせたの先輩の所為」
「泣いた顔も可愛いよ。バッグでしたかったけどいつも通りのでしよっか」


先輩は私から一旦身体を離して

うつ伏せの状態の私の身体をひっくり返す

先輩の顔は意地の悪い笑みじゃなくて

いつものへらへらとしながらも優しい笑みだった
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