第4章 クレイジー・ストーム到来
アリス視点
ナイトメアは面倒そうな顔をしていた、私には読心術を使えないので聞いてみた。
アリス「どうしたの?」
ナイトメア「ん? あぁアリスはずいぶんと白ウサギに好かれてると思ってね」
(ペーターが単にストーカーをしてるだけ)
ナイトメア「白ウサギも嫌われたもんだ、ストーカーとはずいぶんな言われようだ」
そう言ってる割には楽しそうな顔に見える。
それよりも今は恋人が嵐の影響で、表に出てきたのだから楽しもう。
二人で遊園地の領土内でお茶をしていると、エリオットが来て驚いた顔をして言う。
エリオット「ナイトメア久しぶりじゃねぇか?」
空いてる席に座ったエリオットの方に、視線をナイトメアが向き言う。
ナイトメア「あぁ現実で会うのは、久しぶりだな元気そうじゃないか」
エリオット「変わらず体調悪そうだが平気か?」
ナイトメアは首を縦に振る、私はタイミングを見計らってエリオットが敵地に嵐の期間中に足を運ぶなんて、珍しいから聞いてみた。
アリス「エリオットどうして嵐の期間中に来たの?」
にんじんステックを定員に頼んだ後に答えてくれた。
エリオット「前に他の国と繋げることが、できるのはチェシャ猫だと教えただろう。 あの後どうなったか気になって」
ナイトメアの視線を感じつつも、私は答える。
アリス「えぇ、ボリスには繋げてもらったわ」
(けれど会えたのは、グレイというナイトメアの部下だった)
ナイトメア「グレイに会った? 私の国に行ったのか?」
アリス「えぇ」
ポリポリと音が聞こえると思ったら、エリオットがいつの間にか運ばれてきた、にんじんスティクを食べていた。
ナイトメア「私と会えなくてすまなかった」
誤ってるが結局嵐で今現在で、恋人であるナイトメアに会えてればそれで良い。
エリオット「俺はそろそろ帰る、邪魔しちゃ悪いし」
立ち上がってエリオットは、にんじんステックをきれいに食べ終わって帰って行った。
遊園地に戻って食堂で食べていると、ゴーランドが来て言う。
ゴーランド「食事中悪いな、ナイトメアの部屋は客室かアリスの部屋か聞きにきた」
顔を赤くしてナイトメアが答える。
ナイトメア「客室を使わせてもらう」