第3章 繋げる扉?
城へと戻る途中で、僕は考えていた。
夢魔が現実に来た理由、嵐が巻き起こした異変なんでしょうか。
???「・・・・さん・・ターさん」
彼自身が嵐の力を使って、アリスに会いに来たんだとしたらとんでも無いライバルってことになるでしょうね。
まぁ僕のことをアリスは、好きでしょうから初めから勝負はついていますがね。
???「ペーターさん!!」
後ろから大声で誰かに、呼ばれた振り返ると頭の中まで迷子のエース君が爽やかに笑いながらいた。
エース「ペーターさん考え事しながら、歩くと道に迷うよ」
一緒にしないで下さい。
ペーター「エース君また出掛けていたのですか?」
エース「ペーターさんこそ、何処に行っていたの?」
ペーター「アリスに会いにです」
含みをした顔ですね、再度歩き始めると後ろからエース君が来ます。
ペーター「着いて来ないで下さい〜〜〜騎士」
エース「酷いなぁもうあははは」
怒っているように、見えませんね。
城まで結局後をついて来てエース君は笑いながらい言う。
エース「嵐が来てから、城までたどり着いたのは五時間帯振りだぜあはは」
仕事の続きでもしますか、途中の分もあるので。
僕は城の中に入り執務室へと向かった。