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海神の巫女の恋

第1章 海神の巫女


海賊さん達の門まで来て、伊達政宗さんが門番に言いました。

政宗「大将に会わせろ」

門番「アニキに? 何で?」

政宗「話がある」

睨んでますね、ここは弓を引いて脅しましょう。

鶴姫「海賊のアニキさんに会わせて下さい、私も話があって」

話といっても何を? 顔が熱いです。

しばらくして、門番さんが言う。

門番「待ってろ」

門番は門を開けて一人が入り、また門を閉められて了承してくれたようです。

しばらくして門番が帰って来て、私達に言います。

門番「アニキが四人だけなら会ってやるだって、足軽はここで待ってろってことだ」


政宗「おめぇらはここで待ってろ」

伊達政宗さんは、重臣達を置いていくのですね。

足軽に案内されて、一つの部屋に案内され茶室。

慶次「元親は話し合いをする気だね、大きな部屋に案内されなくて良かった」

大きな部屋? よく戦ってますねそこで。

しばらくして海賊のアニキさんは言います。

元親「俺に何の用だ? まずは独眼竜から話を聞こう」

お茶を飲んで待ってましょう。

政宗「北条優実姫を知らないか?」

元親「知ってるぜ」

なぜ知ってるのでしょうか?

政宗「じゃあお前が誘拐したのか?」

元親「こっちは海賊だ誘拐する、と言いたいが俺はそんな卑怯な真似はしねぇさっき俺の部下が優実姫を浜辺で見つけて手当してる」

攫ったということでしょうか?

伊達政宗さんは、どこかにいってしまいました。

その後を追いかけるように、片倉小十郎さんはついて行ってしまった。

鶴姫「海賊のアニキさんにお尋ねします」

元親「何だよ」

相変わらず、言葉がなんて乱暴なのでしょう。

鶴姫「どうして、北条優美さんを?」

元親「オメェには関係ねぇ鶴の字」

何ですか、私には関係ないって口が悪い。

弓を構えて言う。

鶴姫「なんて口が悪いんですか? そんな言い方ないと思います」

元親「やるならやるぜ鶴の字」

弓打つと、それを弾く海賊さん。

それが何回も続く。

角度を変えて攻撃をする。

錨の先が私に飛んできたから、それを避けて弓を放つ。

避けられてしまう。

すると、障子が開いて海賊さんの一味が入ってきた。
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