第2章 小早川軍 負け戦
一人で攻め込むには不安はあるが、この方が都合がいい。
門の兵を弓で倒して行く。
砦に着くと多くの足軽さん達に囲まれる。
ここは三本の矢が必要ですね。
すると銃声の音がして、バタバタと足軽さんが倒れていきます。
既に空いている扉の方を見ると、孫市姉様が私を見て言いました。
孫市「全く姫は一人で敵陣に突っ込んで、死んだら仇討ちにならないだろう」
孫市姉様の足軽さんたちがどんどんと流れこんできました。
孫市姉様と共に、奥へと進むと。
紫色の煙が放たられる。
孫市「これをなるべく吸うな、毒ガスだ」
毒ガス?! この城にはそんなものまであるの?
この毒ガスを壊すために、二手に分かれ破壊活動をする。
同時に終わって、大きな門が開けられて中に入ると宙に浮いていて包帯を体にグルグル巻きにして、表情もよく分からない人が現れました。
???「ひっひひひひ、これはこれは予言者と雑賀ではないか」
孫市「ここは私が、姫は先に行け」
鶴姫「はい、孫市姉様また後で」
私は走って先へと進むと、長い階段があります。
ひたすら走って、登るうちに頂上へと着きました。
前に会った石田三成さんは左手に刀を持ってます。
鶴姫「私は金吾さんの仇討ちできました」
弓を構えて、戦闘態勢に入る。
三成「金吾の仇討ちだと? 笑わせる貴様も私にここで殺されたいか?」
刀を一気に鞘から抜き、私の方に迫ってきます。
避けて、矢を放ち切られる矢。
大丈夫
落ち着いて戦えば勝機はあります。
攻防戦が続いて、気がつけば夜。
孫市姉様は大丈夫でしょうか?
三成「貴様よそ見をしてる場合か?」
刀が喉元に、下手に動けば死ぬ。
どうしたら
ここで私は死ぬのだろうか。
目を瞑り
伊予河野軍のみなさん、ごめんなさい
私はここで死ぬのですね。
ガッキーンと刀が弾かれた音が目をゆっくりと開ける。
左の方を見ると、三成さんの刀が突き刺さってます。
三成「おのれ、長曾我部! 何故邪魔をする!」
右の方を見ると錨の槍を持っている、海賊の兄貴さんがいます。
どうしてここに?
鶴姫「どうしてここにいるのですか?」
元親「どうしてだ? 毛利の野郎が動き出したから俺もと思ってよただそれが理由」