第1章 プロローグ
風魔さんは、援軍に出陣したはず。
どうしてここにいるのだろうか?
優美「風魔さんはどうしてここに?」
私は風魔さんの心の声が聞こえていた。
風魔「伊達軍はもう直ぐ帰ってくる、織田信長が西洋の武器を使って今川義元を撃った」
それじゃあ、今川義元は織田信長によって殺されたの?
優美「政宗様と小十郎様は無事なのですか?」
風魔「無事だ」
それを聞いて安心した。
二人が無事ならいい。
けれどもどうして、風魔さんはここに来たのだろうか?
優美「風魔さんはどうしてここへ?」
風魔「戦の状況を伝えに、俺はこれから城に戻る」
消えてしまった。
小十郎様と政宗様が戻ってきたのは次の日の昼間
政宗様は深傷を負って帰ってきた。
世話は小十郎様が見ていた。
足軽さんが私の夕食を部屋まで届けてくれた。
足軽「姫様お待たせしました」
優美「ありがとうございます」
毎日作ってくれて。
小十郎様の役に立ちたい。
明日にでも聞いてみようかな。
足軽さんに。
手伝える事があればいいのだけれど。
みんなの役に立ちたい。