第7章 -ご機嫌ナナメの青色の彼-
すみれの奴、
海常に行ったなんて一言も…
それに、海常で緑間に会ったってコトは…
黄瀬やテツにも会ったってコトか…⁈
「さつき‼︎」
「もう‼︎なぁに?
ミドリン、なんて言ってたの?」
「おまえ、すみれの志望校…
知ってるのか?」
「え…⁇さぁ…まだ迷ってるみたい。」
…‼︎
さつきの奴…なんか知ってやがるな。
一瞬さつきの目が泳いだ。
「…そうか。」
「青峰くん…⁇」
「帰る‼︎」
どしゃ降りの雨は
まだ止みそうになかったが、
オレの中のモヤモヤを
洗い流してくれそうもなかった。
---青峰side End---