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(R18) 雑草ノ花 (壱) ─鬼灯の冷徹─

第8章 【沈丁花讃歌】


ゴッ……!!

「……?!」

突然、鈍い音が響いた。

生温かい深紅の液体が
紗英の顔を濡らしていく。

何が起きたのか分からず
只々、目を見開く彼女が
見た光景(モノ)は──






「鬼、灯……様」






酸漿(ホオズキ)の紋所を
背負う鬼の後ろ姿だった。
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