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(R18) 雑草ノ花 (壱) ─鬼灯の冷徹─

第18章 CHERISH YOU


「ぎゃああああ!痛い!
もげる!本当にもげる!」

悶絶しているのは
女好きで有名な神獣様。

何がもげるのかは
R指定の世界に
(もしくはBL)
旅立ってしまうので、

なるべく伏せておくが
要するにナニである。

「……っ何すんだよ
この魔鬼(あくま)!」

「広義では確かにそうですが
私は鬼だと何度言ったら
分かるんだ、くそったれ」

「操(クソッタレ)?!
僕が糞ならお前なんて
……お前なんてっ!!」

「お前なんて、何ですか。
ほらどうした言ってみろよ」

「はにゃもう(金棒口に
突っ込まれて言える訳
ないだろ鬼畜漢が!)」

単に漢方の材料を取りに
地獄へ来ただけの神獣は、

通りすがりの鬼から
手酷い八つ当たりを
受けていた。
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