• テキストサイズ

(R18) 雑草ノ花 (壱) ─鬼灯の冷徹─

第16章 【ティファニーで夕食を】


作戦第二弾は角に
機内食で貰った
紙コップを被せる事だった。

確かに角は上手く隠れたけど
あまりにも不自然なので、
(写メだけしっかり撮って)
作戦終了。

次に思いついたのは
これまた機内のアメニティである
アイマスクで角を隠す作戦。

しかし予想以上に
鬼灯様の角が長かった為、

「(……おでこがモコッとしてる)」

これも失敗。

かくなる上は……と
私が取った最終手段は、

鬼灯様の身体を思い切り
自分の方に倒して──……

所謂、膝枕の体勢にさせて
彼の頭部をブランケットで
覆うことだった。

肘掛けが邪魔して
(鬼灯様が)
かなり無理な体勢になってるけど、
そんな事に構ってる場合じゃ無い。
/ 216ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp