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(R18) 雑草ノ花 (壱) ─鬼灯の冷徹─

第3章 鬼神、襲来


「鬼灯様も。ご苦労さまです」

花街を高下駄で歩く彼女を
一目見た瞬間から、
鬼灯は紗英に心惹かれていた。

単に美女だからという訳ではない。

紗英は鬼灯の憧れの女性である
【某番組のミステリーハンター】の
お姉さんに顔が似ているのだった。

鬼灯曰く「口元が特に」
似ているらしいのだが、

(それって似てるうちに入るのか?)

そう疑問に思う者は少なくない。

「紗英さん」

「はい、何でしょう」

「今日はお仕事何時までですか」
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