第3章 愛
「sexしていい?」
私の裸を眺めながら、真司が私に問いかける。
「うん。して」
彼に求められて嬉しい私は、彼の顔を見つめて答える。
…
ベッドの上で、彼の裸の身体と触れ合う。
身体全体で感じる彼の肌、重み。
私はその感覚にうっとりする。
「はぁ…ん…すごく気持ちいい…。ずっとこのままでいたい」
「えー…sexさせて」
私の発したつぶやきに、彼が笑いながら答える。
「うん」
可笑しくて、私も少し笑いながら頷く。
彼は私の脚の間に手を伸ばし、濡れているのを確認すると、コンドームを取り出して着ける。
その時間は、いつもなんだか無性に恥ずかしくて、待ち遠しい。
私はそっと目を閉じて待つ。
「お待たせ」
彼が私の髪を撫でる。
別に待ってないもん、とか言いたいけど、バレバレだから言わない。
私は彼の顔を見て、にっこり微笑む。
私の脚を大きく開かせ、彼はそこに自分のものをあてがう。
「あっ…」
先走って、私の唇から声が漏れる。
彼のものがぎゅうっ…て、私の割れ目の中に入ってくる。
「んっ…うう…ん…はぁはぁ…」
「大丈夫…?」
「う…ん…痛くないよ…気持ちい…はぁはぁ…」
いれるのはまだ3回目。
最初はやっぱちょっと痛かったけど、今はちょっと気持ちいい…。
「僕も気持ちいいよ、すごく」
彼は私の唇に、唇を重ねる。