• テキストサイズ

新しい世界

第2章 毎日


どうして学校から一緒に帰らないかというと…

なんでかな?

単に、これが習慣になってしまったから。

学校ではいつもひとり。

放課後、学校から離れると、彼と一緒。

これが気持ちいい。



真司の家まで、5分ぐらい。

ずっと、手を繋いで歩く。

昨日見たテレビのこととか、読んだ本のこととか、思い出したことは何でもしゃべる。

彼は何でも「うんうん」って聞いてくれる。



彼の家に着く。

お家の人はいつもいない。

彼の部屋に入る。

彼は私をそっと抱き寄せる。

「今日も見せてくれる? みなみの身体」

「いいよ」

私が答えると、彼は嬉しそうな顔をして、私の制服を順番に脱がしてく。

毎日のように。



高2の初夏

わたしは愛を知りました


/ 75ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp