第2章 出会い
「ちょい待て、えっと、苗字1だったか?こいつのこと名前呼びしてるのか?」
「そーだぜぃ!名前1が名前で呼んでねーのはお前だけだぞー!おっくれってるー!」
こいつら、人が忙しいのをいいことに、抜け駆けしやがって
「はい、侑士先輩達とは春休みのうちから話していたので、名前呼びするようにっていわれて」
「名前1ちゃん、悪いんやけど、こいつのことも名前で呼んでやってくれる?」
「私は構いませんけど…」
んだよ、こいつ、自分が今なにしてるか分かってんのか?
この上目遣いはダメだろ
純粋な鳳が真っ赤になってるぞ