• テキストサイズ

あの頃には戻れないそして交わらないボク達

第11章 第十章


黒子side
そして卒業式
貴女「テツヤ!」
黒「さん…」
貴女「三年間色々ありがとう!(ニコ」
黒「はい。こちらこそ」
貴女「じゃあね!」
それっきり美歌さんと話していない、再び言葉を交わしたのはあの合宿のときだ。
話したとき嬉しかったがその半面どうしてか分からないけど辛かった。

相「ねえ黒子君ちゃんってどんな子なの?」
黒「え…そうですね。明るくて優しい女の子です。
さんと赤司君は幼馴染でさんは一年の六月からバスケ部に入部し、二年生になったとき桃井さんに情報収集・未来予測の手解きを受けるようになりました。
いえ、一緒に情報を集めて分析、解析をしていました。
おそらく赤司君の役に立ちたかったのでしょう。
さんは深く読むことが出来て桃井さんは未来(さき)をよく読めました。
この二人の力はチームにとってとても心強かったです。
情報収集・未来予測が完璧に出来るようになったのは三年生の後半です。

彼女は“勝つことが全て”という帝光中絶対の理念を受け止めています。
ボク以外のキセキの世代と同じ考えです。
彼女はこう考えています。

“勝つことが全て”負けるなんて“論外”
“勝てなきゃ意味がない”
“全てに勝つ征君は、全て正しい”

と…
情報収集・未来予測が完璧に出来るようになったのは三年生の後半と言いましたが
その能力を完全に開花させたのは最近だそうです。

ボクの勘違いかもしれないんですけど、最近のさんはどこか冷たいように感じます。
昔はもっと温かかったのに…」

相「黒子君…」
黒「ボクが大好きだった彼女はもういないかもしれません…。あの優しく温かかっただったさんは…」
火「アイツもキセキの世代の奴らと同じ考えか…」
黒「火神君“アイツ”とは?」
火「わっわりぃも同じ考えだなっ」

/ 118ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp