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あの頃には戻れないそして交わらないボク達

第2章 第一章


黒子side
それから…
本入部届は屋上で受付。
目標を屋上から大きな声で言わないといけないらしい。
ボクは大声を出すのが苦手だ。
だから拡声機を使う。
まず同じクラスの火神大我君
黒「1ーB五番!火神大我!キセキの世代を倒して、日本一になる!」
キセキの世代ですか…

それから先生に見つかり怒られました。
未遂なのに…ミスディレを使って逃げても良かったのですが…。

…放課後
体育館
二年生と一年生のミニゲーム。
火神君がダンクなどを決め、点が入っていく。
でも火神君のマークが三人になり、なかなか身動きが取れず。
一年生チームと二年生チームの点差は開いていくばかりだ。

部員1「やっぱり強い」
部員2「ていうか勝てるわけなかったし、もういいよ」
火「もういいってなんだそれオイ!」
火神君怒ってますね。胸ぐら掴んでますし…
ボクは彼を落ち着かせるために…

膝かっくん
黒「落ち着いてください」
火「テメェ~」
ガミガミ言って次は殴ってきた。ボクはそれを軽々と避ける。そしてまた胸ぐらを掴んでくる。

そしてミニゲーム再開。
そろそろボクも…動かないと
黒「すみません。適当にパスもらえませんか」と言う。
部員「頑張れ!後三分!」
三分か…
パスされたボールを、いつも通り回す。
そしてみんなシュート決める。

ボクのプレイスタイル。
存在感の無さを利用してパスの中継役。
ミスディレクション、手品などに使われるテクニックそれを利用する。
そして自分以外の相手の意識を誘導する。
つまりボクは、影が薄いというよりもっと正確に表現すると自分以外を見るように仕向けてる。
ボクは帝光中時代。ボクはこう呼ばれた。

“幻のシックスマン”と

少しづつ点差を縮めていき…一点差
そしてボクが外したシュートを火神君がカバーをして一年生チームが勝った。

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