• テキストサイズ

あの頃には戻れないそして交わらないボク達

第10章 第九章


黒子side
…会場
inロッカールームで
黒「みなさんに伝えておかないといけないことがあります。」
日「どうした黒子」
黒「合宿で洛山高校と練習試合をしたとき、第二クォーターから指揮を取っていたのはさんです」
全員「「「!?」」」
黒「さんも桃井さんと同じように情報収集などが得意です。それに桃井さんよりその能力は上です」
相「そんな…」(今回の試合厳しいわね)

リコside
コート
審判「試合開始!」
相「いっけー!」
連係プレーを繰り返すでも…

パシッ

相「!」
ヤバイ今のカットで一気に洛山のペースにまずいわね…
そして試合は進んでいく

第一クォーター終了
日「桐皇のときの試合みたいだ」と日向君。
まずい、体力の消耗が激しい。特に火神君…
それに点差もある。

相「みんな聞いて」

第二クォーター
これで試合の流れが変われば…

どういうこと?
黒子君のミスディレクションが通用しない…いったい何が起きてるの?
まさかちゃんのー
洛山のベンチを見ると美歌ちゃんがクスリと不敵な笑みを浮かべていた。
私はこの瞬間思った。

“このままでは負けてしまう”

とこのまま彼女の、洛山のペースに乗せられてたまるものですかっ!

相「すみませんTO(タイムアウト)を」
審判「はい。誠凛!TO(タイムアウト)です!」

タイムアウト
相「みんないい?もうこれからは守らずに攻めていくわ。
守ってても点が入っていくだけでこっちに点は入らないもの
火神君は赤司君のマークを続けて」
火「うっし行くぜっ!」
相「でも体力のこと考えるのよ」
タイムアウト終了

これで…
流れが…


審判「洛山タイムアウトです!」
どうくるのかしら
そしてタイムアウト終了

黒子side
そして試合は進んでいき
勝ったのは…
洛山高校
122対23

試合終了後ベンチに戻ると誠凛のベンチは静かだった。
「………」
誰も言葉を発さない。
桐皇と戦って負けた時の感覚と少し似ている。

/ 118ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp